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4日目、①長浜から彦根を目指す [琵琶湖てくてく物語]

2020年2月1日、4日目は、長浜・豊公園を出発して、彦根を目指す道程。
9時過ぎに自宅を出て、北回りで長浜へ。豊公園の駐車場に車を停めて出発したのが10時30分。やや遅い出発になった。
天気は少し曇り空。(この季節、こういう天気がほとんど)
湖岸道路の歩道を歩いていくと、前方に「大仏」が見える。
琵琶湖を背にして立っていらっしゃる。ちょっと寄り道(妻がトイレを拝借)。
この大仏は見るからに古いものではない。以前はコンクリート製だったようだが、老朽化し平成になって建て直されたとの事。琵琶湖に向かってではなく、背を向けているのは街を見守っているからだろう。有難いことだ。
そう言えば、マキノ・小荒路にある長善禅寺にある、黄金色に輝く「大観音像」は山に向かって立っている。
「なんで、あんな方向を向いているの?」
小荒路を通るたびに、妻が訊いてくる。
「知らんわ!大仏様に聞いてくれ!」と心の中で呟いている。
以前に、小荒路あたりも散策したが、結局、理由は判らなかった。
長善禅寺には、ありとあらゆる仏像が並んでいて「仏像の見本市」なので、どちらを向いているかはあまり問題ではないのかもしれない。だが、幹線道路から見ると、お尻が見える格好なので、ちょっとおかしい。
前回通った、木之本町にある木之本地蔵院の地蔵像は、寺の奥から街を見下ろす格好で立っている。駅を降りて寺へ向かう参道から山門をくぐると像が目に入る。至極スタンダードな感じ。
シンボルと言える大仏と言えば、鎌倉・高徳院の大仏座像。
門を入ると目に飛び込んでくる。やはり、そういうイメージが強いので、背を向けている像を見るとちょっと驚く。
いろんな仏像・大仏があるものだ。

ここを過ぎると、市街地から離れていく。
長浜新川を越えると暫くは、水田と道路と湖という景色が続く。
湖岸に墓地がある。いつだったか、秋にここを通った時、墓地の周りに彼岸花が群生していた。駐車場に車を入れて彼岸花を見ながら昼食を取ったのを思い出した。彼岸花は今でも好きだ。ちょっと前には、彼岸花の群生があると聞けば探しに行ったくらいだ。(彼岸花の事は以前にも書いたのでこれくらいにしておく)

前方左側に、長浜バイオ大学が見えてきた。
その先には、長浜バイオ大学ドーム。
移住先を探しに滋賀へ来た時、米原ジャンクションから北陸道に入り、トンネルを越えたところで琵琶湖が見えるが、その時、必ずこの「長浜ドーム」が目に入る。周囲の風景とあまりに違和感があり、印象的だった。まだ、入ったことはない。近くで見ると予想以上に大きかった。
ここを過ぎると、米原市に入った。
私の頭の中の地図では、米原市というのは伊吹山の麓というイメージだった。琵琶湖に面しているのを今回歩いてみて初めて知った。GooglMapで調べてみると、伊吹山の山頂は米原市でそこから北の山並も含んでいる。そして、琵琶湖岸までずいぶんいびつな形をしていた。そして、米原市役所は南東のはずれにあるのが判った。
醒ヶ井宿も、ローザンベリー多和田も、伊吹山ゴンドラも、伊吹薬草の里も、米原市。これまで何度か訪れた事のある場所の多くが米原市だったことに気付いた。恐るべし米原市。

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