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琵琶湖を一周する計画は・・・。 [琵琶湖てくてく物語]

話を戻そう。
今回、琵琶湖一周歩くことに決めた時も、やはり、計画にはこだわった。
まず、250kmを何日で歩き切るか。1時間4kmを目安にすると、1日6時間で24km程度。そうすると10日間で1周出来ると決めた。
次に、歩くルートを24kmを目安に、区切って見る。そこで役に立つのが、GoogleMapだった。昔はこんなものはなかった。地図から自分で距離を読み取るしかなかったから、かなり大雑把だったに違いない。今は、出発地と目的地を入力すれば、ルートと距離が瞬時にわかる。便利になったものだ。
そんな形で、まずルートを選択した。

ここではっと気づいた。
歩くとしても・・だ。自宅の出発は良いとしても、その日の到着地点からどうやって戻ればいい?そして、次の出発地までどうやって行けばいい?
少し悩んだ挙句、鉄道と自家用車を駆使することにした。
初日は自宅を出発し、到着地点最寄りの駅から鉄道を使って戻る。次は、その駅まで自家用車で行き、前日の到着店まで行き、再開する。幸い、琵琶湖の両岸にはJRが走っている。何とかうまく組み合わせて行程表を作り上げた。
1日目、自宅からマキノまで25km。
2日目、マキノから近江塩津まで17km。
3日目、塩津から長浜まで27km。
4日目は長浜から彦根(滋賀県立大学)までの17km。
5日目は彦根から近江八幡までで20km。
6日目は近江八幡から草津で25km。
7日目は草津から大津・唐橋で25km。
8日目は、大津・唐橋から堅田までの25km、
9日目は、堅田から近江舞子までで20km。
そして最終日は、近江舞子から自宅までの20km。
そんな形で10日間で歩き切るルートはほぼ完成した。

次に、いつから始めるか。
まず、真夏は無理。炎天下、日蔭もない湖岸の道路を6時間歩けば、熱中症で命が危うい。何より、夏はカヌーに勤しみたい。春はどうか?春は行楽シーズン。できれば、花を愛でるような旅行もしたいし、庭の手入れもしなくちゃいけない。秋も同様。
やはり、歩くのは冬に限る。
私たち夫婦は比較的寒さには強い。寒さ対策さえしっかりすれば大丈夫。そう決めて、初日は11月下旬と決めた。そして、体に無理が掛からないよう、月1行程にして、11月から3月までの5回。2シーズンで完了する計画になった。

計画書にまとめ、妻に見せた。
琵琶湖西岸は、生活圏でもあり、かなり良かったはずだった。だが、東岸はあまりなじみのない所で、一抹の不安もあった。だが、いつまでも始まらないより、まず動いてみることが大事だと言い聞かせた。
妻はすんなり(ざっくり見て)、なんとなく賛同してくれて、いよいよ2019年11月10日(日)にスタートとなった。
いや、この計画、ちょっとしたミス、いやいや大きなミスが見つかったのは行程の半ばになってからだった。その話は、その時に書くことにする。

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