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1日目⑧マキノ・知内浜 [琵琶湖てくてく物語]

いよいよゴールが見えてきた。
松並木沿いを歩いていく。この辺りは「中庄浜」と呼ぶらしい。ここからの竹生島の景色が私は一番好きだ。
その先、百瀬川の手前から、知内という地区の街並みが続く。湖岸側に家はないので、庭先から湖が見えるロケーションが羨ましい。
百瀬川を越えると今日のゴールとした「マキノサニービーチ」だ。
カタカナの町名は珍しい。
随分前のことになるが、この「マキノサニービーチ」という名称にちょっと驚いたことがある。どこか、明るい「湘南」のイメージを感じて、調べてみると琵琶湖だった。
その頃は、ネットは無くて、観光ガイドブックを本屋で立ち読みするような形で見た記憶があるが、白い砂と松林、そこで愉しむ観光客の姿の写真があった。
キャンプ場併設というので、子供ができたら連れて行こうとその時は思っていたのだが、すっかり忘れていた。
キャンプ場を過ぎると、グランドパークホテル奥琵琶湖マキノ、その先に数軒の店があり、「マキノサニービーチ高木浜」に到着した。
ここには「マキノサニービーチ湖のテラス」がある。
ネットでもいくつか写真がアップされているのでご覧になっている方もいるだろうが、なかなか良いところ。青い湖、その先に対岸の山々も見え、琵琶湖の大きさがよく判る。マキノ駅から「アクアパレス通り」の一本道の突き当たり。これからの季節、のんびりするには良いところではないだろうか。
とりあえず、今回のゴールはここと決めた。
時間は15時30分。朝、9時30分に家を出て、6時間。
記念写真を撮って、アクアパレス通りを通って、マキノ駅に向かう。カフェが数軒並んでいる。
マキノ駅からJR湖西線で近江高島まで戻って、近江高島駅から自宅まで再び歩いて、帰宅は17時。
歩いた距離は29km。43,032歩。消費カロリーは1620Kcal。
初日としてはかなりの距離だった。
妻はさほど疲れていない様子だった。彼女は細身で小さく一見か弱く見えるのだが、実は、かなりのバイタリティの持ち主。歳を重ね、時々疲れた顔を見せることはあるが、大病を患う事もなく、過ごしてきた。
彼女のモットーは「いつも笑顔で健康に。」年賀状には必ず書き添えるくらいだ。
一方、私はというと、大きな失敗をしていた。歩くには足元は軽い方が良いだろうと、軽量のランニングシューズを選んでしまった。ソールは薄く、歩き始めは快適だったが、途中から何か、足首や足の甲に痛みが出るようになった。家に帰ると、膝まで痛みが出ていた。長時間、長距離を歩くためには、しっかりとしたウォーキングシューズが良いらしい。さっそく、次の休みに、「平和堂」に行ってみようと思った。
ただ、大きな事故もなく、無事に家に戻れたことには安堵した。さて、次は来月12月の予定だ。今回よりも短い距離なので大丈夫だろうと思って休むことにした。

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